高級腕時計を毎日100本、今まで5万点以上の腕時計を仕事で扱ってきました。ポニシです。
本記事では、オススメの時計修理会社３社完全比較でご紹介いたします。
時計修理のご依頼を考えている方へ、こちらの記事を参考に、ご自分に適した修理先を見つけていただければと思います。
時計修理の種類について
一般的に、修理の依頼先としては、下記の２つです。
・正規メーカーでの修理
・時計修理会社での修理
以下でそれぞれの修理について解説していきます。
正規メーカー修理というのは、ロレックス、オメガ、ブライトリング、タグホイヤーなどの正規店で受けられる修理のことです。
自身のブランドの時計修理のため、もちろんすべてメーカー純正のパーツでの修理となり、安い社外品のパーツなどを使われることは絶対にありません。
修理の質は安心ですが、費用が高額となります。さらに、部分的な修理を行っておらず、基本的にオーバーホールや、時計全体の修理が必須となってしまいます。また、社外部品が使われている場合修理が断られることもあります。
例えば、時計のリューズが故障してしまい、修理を依頼した場合でもオーバーホールが行われ、さらにベルトなどの部品交換が必要となった場合、追加料金をとられてしまいます。
また、大半のメーカーは公式な修理料金を公表しておらず、時計本体をメーカーに送ってから修理料金見積が届く仕組みです。そのため、修理料金が明確ではないということが懸念点です。
さらに、修理完了まで通常およそ１～２ヵ月かかります。
時計修理会社とは、時計の修理を専門とした会社です。そのため、様々なブランドの修理が可能、自動巻き、手巻き、電池式と全タイプの修理が可能です。さらに、正規メーカーより修理料金が安いです。
ただ、時計修理会社は正規メーカーと違い、たくさん存在しています。そのため、中には雑な修理をしたり、安い社外品パーツを使って修理をしたりする会社も多く存在します。（一般人が時計の内部を分からないのをいいことに、このようなことをする悪い人たちも多くいます）
最近では純正の部品を使用して修理をしている修理会社もあり、正規メーカー並みの精度で修理をしてくれる会社も多く存在します。また、修理期間が約２～3週間と早いのがポイントです。
正規メーカーと時計修理店のメリット・デメリット
| メリット | デメリット | |
| 正規メーカー | 全て純正のパーツにより故障の大半を高精度で修理可能 | ・部分的な修理ができず、基本は全体修理 ・修理料金が不明確で修理業者に比べ高い ・修理期間が長い ・社外部品がある場合は修理不可 |
| 時計修理店 | ・故障個所のみの修理が可能 ・価格がメーカー修理より安い ・修理期間が短い ・様々なブランド、機械に対応 |
店によって修理精度が低い場合がある |
それぞれ良い点・悪い点がありますので、ご自分にあった修理先がどちらかを選んでいただければと思います。
ロレックスのオーバーホール料金参考比較（メーカー vs 修理店）
気になる修理料金と納期に関して、ロレックスのメーカー修理と時計修理店のオーバーホール料金の参考例が以下です。
ご覧のように、料金およそ２万円、納期およそ３週間も差がつきます。
今回、時計修理時のおすすめ時計修理店を３社ご紹介いたします。
これから紹介する３社はロレックス、オメガ、ブライトリング、タグホイヤー、IWC、ウブロなど、ほとんどのブランド時計に対応しておりますので、ご安心ください。
各社のおすすめポイントと解説を行い、ページの最後に３社の完全比較表を公開いたしますので、是非最後までご覧ください。
以下、皆様の参考になれば幸いです。
時修理会社 おすすめ３選
まずはこちらの修理会社【ＣＩＥＮ】（シエン）です。
おすすめポイントはこちらです。
・安心の1年保証
・見積り無料
・1級時計修理技能士や、メーカー修理部門出身者による対応
・オーバーホールの場合、新品仕上げが激安
ＣＩＥＮではメーカー修理同様に純正パーツを使用して修理が可能です。
また、1級時計修理技能士やメーカー出身者がいるため、もはやメーカー精度の修理が可能です。
さらに、オーバーホールとして修理を依頼した際はご一緒に新品仕上げをすることを大変オススメいたします。
時計の外装の傷などを専用の機械で磨きあげることで外装を新品同様にすること。
この新品仕上げはケース・ベルトを含む全体に行う場合、一般的に約15,000円～の費用がかかりますが、ＣＩＥＮでは7,000円～と約半額以下で新品仕上げサービスを受けることができます。
※商品モデルや状態によって価格は異なります。
オーバーホールを前提とした修理を希望している方には大変オススメな修理店となっています。
新品仕上げとセットにすることで時計を完全修理できるコスパ最強の修理店だと思います。
修理見積りは通常3～5営業日（土日祝除く）、オーバーホールの納期は約3週間ほどで完了します。 大阪と東京に受付窓口があり、来店が難しい方には無料梱包キットがあるため全国対応が可能です。
👇CIENへの修理のお申し込みは公式サイトから👇
続いては、こちらの修理会社【WATCH COMPANY】（ウォッチカンパニー）です。
おすすめポイントはこちらです。
・納期が早い
・1級時計技能士や、メーカー修理部門出身者による対応
・メーカー純正パーツでの修理可能
・時計雑誌「POWER Watch」で優良店として紹介されている
WATCH COMPANYには20人以上の技術者が在籍しており、スピーディーな修理対応と豊富な修理実績が魅力となっております。
WATCH COMPANYの技術者の1日のオーバーホール数は一般的な機能の時計で4～5個（1個あたり1.5時間）、クロノグラフで2～3個（1個あたり2.5時間）となります。
月間修理数は少なくて約1,300本、多くて約1,500本となっており、在籍技術者から平均すると月間1800個のオーバーホールが可能な状況なため、余裕をもって修理に取り組める環境があります。
👆WATCH COMPANYの修理風景👆
そのため、ほとんどのモデルのオーバーホールの納期が約２週間ととても早いです。
また、時計好きの方はご存じの「POWER Watch」に時計修理優良店として特集されています。
WATCH COMPANYの技術者が修理解説を行ったりと信頼性もあります。
完全に時計修理にフォーカスしており、修理実績や雑誌掲載など、信頼性は抜群だと思います。
高精度で早く修理を完了させたいという方には大変オススメな修理店となっております。
是非、ご検討してみてください。
👇WATCH COMPANYへの修理のお申し込みは公式サイトから👇
最後にご紹介するのがこちらの修理会社【リペスタ】です。
おすすめポイントはこちらです。
・充実した設備環境
・見積からの追加料金なし
・往復送料無料、見積キャンセル送料無料
変な話ですが、このリペスタは修理店なのに時計修理者が存在しません。
「じゃあどうやって修理するの？？」
と思われますが、実はリペスタでは、カルティエ、オメガ、ロレックス、タグホイヤー、ブルガリなど、それぞれのメーカー毎に専門な工房と提携しており、1級時計修理技能資格を所得した十分なキャリアの職人が修理するため、複数のブランドを修理する修理店とは違い、各ブランドに特化した修理が可能です。もちろん、メーカー純正部品での修理が可能です。
■参考ブランド一覧
そのため、他店で修理をお断りされてもリペスタでは修理できるということもございます。
また、それに応じて修理工房の設備も大変充実しており、最先端の修理機材をブランドや種類によって使い分けています。
リペスタでは、このようなことにも対応できるように各メーカーに対応できる設備を完備しているため、修理ラインナップはとても豊富となっております。
そのため、見積後の修理依頼率は91.4%と、ほとんどの方がそのまま修理を依頼しています。
リペスタでは無料の配送キットがあり、見積無料はもちろんのこと、往復の配送料も無料です。
事前に支払う金額が明確でさらに時計の配送料もすべて無料なのはとても良いですね。明確な修理料金を事前に把握し、安心の修理精度を求める方はぜひ一度お見積りしてみて下さい。
👇リペスタへの修理のお申し込みは公式サイトから👇
時計修理店厳選３社完全比較表
| 修理会社 | OH料金 | OH納期 | 保証期間 | 純正部品修理 | 無料梱包キット | 公式サイト |
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25,300円～ | 3週間 | 1年間 | あり | あり | CIEN（シエン） |
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25,300円～ | 2週間 | 1年間 | あり | あり | WATCH COMPANY |
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19,800円～ | 1か月 | 1年間 | あり | あり | リペスタ |
※オーバーホール（OH）はロレックスを例としております。料金や納期などはモデルや状態により変動する可能性がございます。
詳細な情報は各公式サイトの列でURLがリンクされておりますので、是非一度ご覧になってみてください。
まとめ
ご自身の希望にあわせた修理を、是非この３社から選んでみて、無料のお見積りだけでも試してみてはいかがでしょうか。
もし、もう修理が必要ではなく、そのまま売却したいという方は、以下の記事で宅配買取のおすすめ会社をご紹介しておりますので、時計だけでなく、バッグやジュエリーなど、様々の商品を同時にまとめて買取依頼することも可能ですので、是非一度ご覧になってみて下さい。
皆様へ効果的な情報となれば幸いです。
